ウォーター・リサイクル工法2023年4月18日時点

ウォーター・リサイクル工法

技術の概要

コンクリートやアスファルトの舗装路面に切り込みを入れる道路カッターなどで発生する、汚泥排水を車載した当社装置にて、現場で作業しながら脱水・再生処理を行い、排水を再利用可能な状態にする技術。

この技術の登録情報について

副題
登録機関(過去に登録された機関も含みます) NETIS
登録区分 工法
工種分類 環境対策工(水質保全工)
ICT技術の該当
実績 現場数は全国で使用され、多数です。
開発年 2003年
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技術の特徴

①放流ゼロ
現場内で処理した処理水は作業水として再利用することにより
放流をゼロにする事で
環境への悪影響がなくなった。


②産業廃棄物の縮減と安全運搬
産業廃棄物の量を容積比で80%以上縮減出来る。また、処理物の強度を高めた事で
ダンプ等での運搬が可能となり、輸送途中に廃水を撒き散らす事もなく、安全に運搬が
でき、中間処理施設の負荷軽減となり、処理費用のコストダウンが出来るよになった。

③脱水能力の向上
当社が開発した圧入と同時に濾布を通過した処理水を吸入する事で濾室が軽量化され、
又、同じ使用圧力でも含水率の低い脱水ケーキが作れるようになった。
これが特許として認められた。



技術の適用条件・適用範囲

・適用条件
ダイヤモンド工具による道路切断、コンクリート切断廃水

・適用範囲について
汚水一般



施工方法について

・施工方法について
ウォーター・リサイクル工法 Step1
トラックで現場に行き当社装置からブレード冷却水を使用しながら、
道路を
切断していきます。その時に発生した廃水をカッター機搭載の
バキュームで回収し、排水タンクへ移送します。

ウォーター・リサイクル工法 Step2
排水タンクに回収した廃水はダイヤフラムポンプを使い、脱水槽にて圧入と吸入を同時に
行い、脱水していきます。
このプレス&アブソーブにより品質の良い脱水ケーキを作るこが出来ます。

ウォーター・リサイクル工法 Step3
脱水槽で脱水された脱水ケーキは土嚢袋に移し替え、トラックで運搬します。
液体に比べ持ち運びや保管がしやすく取り扱いが簡単になります。












この技術を提供する会社の連絡先情報

会社名 ㈱オクト
担当者 増田伊三雄
郵便番号 761-0130
住所 香川県高松市庵治町6391-163
電話番号 087-871-2044
FAX番号 087-871-5065
サイトURL http://www.ocuto.co.jp

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