コンクリート湿潤・保温養生シート(潤王「うるおう」) 2018年11月22日時点

コンクリート湿潤・保温養生シート(潤王「うるおう」) 

技術の概要

①何について何をする技術なのか?
吸水性不織布とフィルム加工気泡緩衝材(エアセルマット)をジグザグ縫製により一体化させた養生シートを、脱型後のコンクリート面(水平・鉛直)に敷設し、コンクリートの湿潤・保温養生効果を長期保持する技術である。

②従来はどのような技術で対応していたのか?
散水養生
従来技術は、鉛直面の保水性はほとんど期待できない。
(急激に水分が流れ落ちてしまう。)
従来技術は、コンクリート表面の湿潤状態の保持が困難である。
(露出状態のためすぐに水分が乾燥してしまう。)
従来技術は、コンクリート表面の保温性の確保が困難である。
(露出状態のため外気に曝され影響を受けやすい。)

③公共工事のどこに適用できるのか?
脱型後のコンクリート養生全般に対応可能。特に鉛直面に湿潤・保温効果の長期保持が可能となる。

この技術の登録情報について

副題 散水回数の低減を可能とし、湿潤性および保温性に優れた鉛直・水平兼用のコンクリート養生シート
登録機関(過去に登録された機関も含みます) NETIS
NETIS登録番号 CB-180004-A
登録区分 材料
工種分類 コンクリート工(コンクリート工ー養生),建築(コンクリート工事),環境対策工(水質保全工)
ICT技術の該当
開発年 2017年

技術の特徴

①どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・吸水性不織布+フィルム加工気泡緩衝材(エアセルマット)を
ジグザグ縫製により一体化した。


②期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・水分滞留効果
⇒ジグザグ縫製により散水水分が急激に流下することなく、
シート内を滞留しながら万遍なく全体に行き渡る。

・湿潤生の長期保持(気泡緩衝材凹部へ保水され、不織布側へ給水される。)
・保温性の向上。
・運搬・設置手間の優位性(2.5kg/本)

技術の適用条件・適用範囲

①自然条件
・大雨、強風、積雪などの気象条件では施工不可となる。
・施工可能な気温0℃以上。

②現場条件
・潤王(うるおう)必要設置スペース
幅1.2m×長さ1.0m×2人=2.4m2

③技術提供可能地域
・技術提供地域に制限なし。

④関係法令等
・特になし。



①適用可能な範囲

・潤王(うるおう)を敷設するコンクリート面の傾斜が0~90°程度まで。

②特に効果の高い適用範囲
・特に鉛直面において、高い湿潤性・保温性および施工性が求められるコンクリート面
・長期に湿潤・保温効果が求められるコンクリート面
・湿潤・保温状態を保持しにくいコンクリート面
・コンクリート打ち継ぎ面で鉄筋が多数出ているコンクリート面

③適用できない範囲
・ボックス頂版内側、橋脚梁下、建築構造物の天井下など。

④適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・土木学会 コンクリート標準示方書 施工編p121-123(2012年制定)

施工方法について

1.使用材料
潤王(うるおう)

2.施工手順
①型枠脱型後、潤王(うるおう)をコンクリート面に敷設する。
(効果を最大限に発揮するため、隙間や繋ぎ目の処理には留意する)

②潤王(うるおう)とコンクリート面の間に給水ホース等を挿入し給水する。
潤王(うるおう)全体に水分が行き渡るまで給水する。

③夏季等の外気温が高温条件の場合は、コンクリートの湿り具合を
定期的に確認しながら適宜散水を行う。

④転用する場合は、潤王(うるおう)の破損に注意して撤去を行い、
次の養生箇所に敷設する。(長期保管する場合は乾燥させて使用すること)

⑤上記①~④の繰り返し作業。

その他の情報

①設計時
・特になし。

②施工時
・軽量であるため、風速が5m/sを超えるとシートがあおられて
作業に支障が生じる可能性がある。

・潤王(うるおう)はコンクリート面に密着させ、浮きやたるみがないように留意する。
・給水はシート内側に水が入るように行う。
・夏季時期に養生面が乾燥してきた場合は、適宜散水を行なう。

③維持管理等
・破損や著しい汚れがない限り5回の転用が可能。
・使用後、転用する場合は水分を蒸発させ保管すること。

この技術を提供する会社の連絡先情報

会社名 太啓建設㈱
部署 ICT推進室
担当者 春山茂樹
郵便番号 471-0071
住所 愛知県豊田市東梅坪町10-3-3
電話番号 0565-31-1277
FAX番号 0565-31-6505
サイトURL http://www.taikei-con.co.jp

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