技術の概要
①何について何をする技術なのか?
道路橋における鋼製排水桝の設置部に施工される敷モルタルにエポキシ樹脂のもつ接着性能と硬化特性を活かし、設置部の床板側部の勾配に対応できるよう0㎜から50㎜程度の厚さを施工を可能にしたエポキシ樹脂モルタルである。
主剤および硬化剤の2成分で構成されたエポキシ樹脂は、従来から使用されているブリキ製容器から配合比に応じた内容量をラミネート容器に入れることで、計量作業を無くした。更に、現場で調合して使用される骨材はエポキシ樹脂に対応した内容量をビニール製袋にあらかじめ調合した荷姿にすることで乾燥性の保持と計量作業を無くし強度の安定化と作業効率を向上させた。
②従来はどのような技術で対応していたのか?
従来技術は設置箇所周囲を無収縮モルタルで施工高さの土手を作り、その内側をポルトランドセメントを1に対し硅砂を2~3の割合で水を少なく調合し、手で握りかためると団子状になる程度のパサパサ状態のセメントモルタルを敷き詰める方法である。
この方法では、セメント成分の十分な固化が得られず圧縮強度が不十分となる。施工環境の気温や乾燥条件によりドライアウトしてしまい、表面がひび割れたり、強度低下が起こる。また、下地コンクリートへの接着性は極めて低く、界面剥離を起こす可能性が高い。
③公共工事のどこに適用できるのか?
道路橋の鋼製排水桝を設置する箇所の敷モルタルに適用できる。床面への樹脂モルタルライニングに適用可能
道路橋における鋼製排水桝の設置部に施工される敷モルタルにエポキシ樹脂のもつ接着性能と硬化特性を活かし、設置部の床板側部の勾配に対応できるよう0㎜から50㎜程度の厚さを施工を可能にしたエポキシ樹脂モルタルである。
主剤および硬化剤の2成分で構成されたエポキシ樹脂は、従来から使用されているブリキ製容器から配合比に応じた内容量をラミネート容器に入れることで、計量作業を無くした。更に、現場で調合して使用される骨材はエポキシ樹脂に対応した内容量をビニール製袋にあらかじめ調合した荷姿にすることで乾燥性の保持と計量作業を無くし強度の安定化と作業効率を向上させた。
②従来はどのような技術で対応していたのか?
従来技術は設置箇所周囲を無収縮モルタルで施工高さの土手を作り、その内側をポルトランドセメントを1に対し硅砂を2~3の割合で水を少なく調合し、手で握りかためると団子状になる程度のパサパサ状態のセメントモルタルを敷き詰める方法である。
この方法では、セメント成分の十分な固化が得られず圧縮強度が不十分となる。施工環境の気温や乾燥条件によりドライアウトしてしまい、表面がひび割れたり、強度低下が起こる。また、下地コンクリートへの接着性は極めて低く、界面剥離を起こす可能性が高い。
③公共工事のどこに適用できるのか?
道路橋の鋼製排水桝を設置する箇所の敷モルタルに適用できる。床面への樹脂モルタルライニングに適用可能