技術の概要
①何について何をする技術なのか?
本工法は、建築物や構造物の外壁塗膜撤去工事において、石綿(アスベスト)含有仕上塗材及び下地調整材を超高圧水で撤去する工法である。
ウォータージェットポンプによって発生させた超高圧水を、先端に接続したカップ状の装置(ハンドジェットシステム)から噴射し、石綿含有仕上塗材及び下地調整材を撤去すると同時に、剥離物及び汚水を吸引・回収する。回収した剥離物と汚水は自動的に分別し、汚水はろ過後中和処理するので現地で排水することができる。
②従来はどのような技術で対応していたのか?
従来は、塗膜をディスクグラインダーを使用して削り落とす工法で対応していた。
ディスクグラインダー本体は粉じんカバーを装着している。粉じんカバーは集じん機と接続しており、削る作業と同時に粉じんを吸引する構造となっている。但し、以下のような懸念がある。
・作業時は本体を撤去面に密着させて使用することが重要であるが、刃の接地角度が不適切で密着が不十分である場合は、接地面の隙間から粉じんが発生し、周囲に飛散する。
・撤去、回収した剥離物は袋詰めにする必要があるが、その移し替え作業の際に粉じんが飛散する恐れがある。
・既存塗材の種類や劣化状態によって作業効率が左右されるため、工期に影響を与える。
③公共工事のどこに適用できるのか?
・建築物又は構造物の石綿(アスベスト)含有仕上塗材を撤去する工事
・建築物又は構造物の石綿(アスベスト)含有下地調整材を撤去する工事
・建築物又は構造物の外壁仕上塗材を撤去する工事
本工法は、建築物や構造物の外壁塗膜撤去工事において、石綿(アスベスト)含有仕上塗材及び下地調整材を超高圧水で撤去する工法である。
ウォータージェットポンプによって発生させた超高圧水を、先端に接続したカップ状の装置(ハンドジェットシステム)から噴射し、石綿含有仕上塗材及び下地調整材を撤去すると同時に、剥離物及び汚水を吸引・回収する。回収した剥離物と汚水は自動的に分別し、汚水はろ過後中和処理するので現地で排水することができる。
②従来はどのような技術で対応していたのか?
従来は、塗膜をディスクグラインダーを使用して削り落とす工法で対応していた。
ディスクグラインダー本体は粉じんカバーを装着している。粉じんカバーは集じん機と接続しており、削る作業と同時に粉じんを吸引する構造となっている。但し、以下のような懸念がある。
・作業時は本体を撤去面に密着させて使用することが重要であるが、刃の接地角度が不適切で密着が不十分である場合は、接地面の隙間から粉じんが発生し、周囲に飛散する。
・撤去、回収した剥離物は袋詰めにする必要があるが、その移し替え作業の際に粉じんが飛散する恐れがある。
・既存塗材の種類や劣化状態によって作業効率が左右されるため、工期に影響を与える。
③公共工事のどこに適用できるのか?
・建築物又は構造物の石綿(アスベスト)含有仕上塗材を撤去する工事
・建築物又は構造物の石綿(アスベスト)含有下地調整材を撤去する工事
・建築物又は構造物の外壁仕上塗材を撤去する工事