バキュームブラスト工法2019年3月22日時点

バキュームブラスト工法

技術の概要

①何について何をする技術なのか?
・トンネルや橋梁等の補修・補強工事において、側方又は上方面のコンクリート劣化部や鋼構造物の錆や旧塗膜等を研削材及び粉塵を飛散させずに下地処理する事が出来ます。
・研削材の噴射ノズルと回収ホースとが一体となっている為、施工と同時に研削材や粉塵・塗膜片を飛散させる事なく回収できる、飛散防止型のブラスト工法です。
・回収した研削材や粉塵等は、サイクロン方式によって分離され再使用出来る研削材は、再度加圧タンクに送られ再噴射されます。
・人力作業で有る為、状況を確認しながら隅々まできめ細かい処理を行うことが出来ます。
・平成12年3月に当時の建設省土木研究所で二方向アラミドシート工法研究会が行った輪荷重走行試験において同等の炭素繊維シート接着工法を凌駕する繰り返し荷重に耐え、『二方向アラミド繊維シートによる床版補強工法』の確立にきよしました。

②従来技術はどのような技術で対応したのか?
・従来のウォータージェット工法では濁水が飛散し交通障害が考慮され飛散防止養生等に十分留意し作業することが必要でした。

③公共工事のどこに適用できるか?
・トンネル内部などの下地処理(換気設備が簡便で済む )
・橋脚などのコンクリート巻き立て工法(新旧コンクリートの付着強度の確保)
・鋼構造物の錆及び旧塗膜の除去(一種ケレンが可能 )

この技術の登録情報について

副題 飛散防止型サンドブラスト工法
登録機関(過去に登録された機関も含みます) NETIS
NETIS登録番号 CB-050049-VE
登録区分 工法
工種分類 コンクリート工,道路維持修繕工,トンネル工,建築
ICT技術の該当
開発年 1995年

技術の特徴

①どこに新規性があるのか
・乾式工法の為濁水等の飛散対策が必要ありません。
・研削材、コンクリート粉塵及び塗膜片等を同時回収する為、粉塵の発生が抑えられます。
・粉塵の発生が少ない為、トンネル内等のような密閉空間において、交通障害が起こりません。
・粉塵の発生が少ない為、橋梁等の開放空間において、近隣の環境を悪化させません。           

②期待される効果?
・劣化モルタルには排ガス由来の重金属が付着している為、ウォータージェット工法の様に排水する場合は、PHの調整だけでなく、
排水基準に合致するかどうかの調査が必要ですが、等工法は完全回収ですので、その心配が全くありません。
・研削材をリサイクルする為、産業廃棄物の処分量を少なくする事が出来ます。
・人力により目視しながら作業を行う為、躯体の形状合わせた作業が出来ます。
・現地に於いて鋼構造物の第一種ケレンを行うことが出来ます。
・回収された粉塵等がダストボックスに集積される為、廃棄物等の回収処分が容易に出来ます。
・作業に必要な全ての機械・器具等が4t車に搭載されている為、現場における移動が容易です。


技術の適用条件・適用範囲

①自然条件
・処理面は乾燥状態での作業とし雨天での作業は出来ません。
処理面が湿潤状態の場合は乾燥処理が必要です。

②現場条件・産業廃棄物処理費は別途です。
・昼間作業を標準とします。足場設置工は別途です。
・足場工は別途です・夜間作業及び特殊条件における場合は、別途見積とします。
③技術提供可能地域
・全国と致しますが、移動費・宿泊費は別途見積と致します。


①適用可能な範囲
・使用する研削材の種類及び吐出圧力を調整することにより、幅広い用途に適用出来ます。
・新旧コンクリートの付着強度の確保 1N/㎡~1.5N/㎡・鋼構造物の錆・旧塗膜の除去

②特に効果の高い範囲
・トンネル内部などの閉鎖された空間での下地処理に最適です。
・乾式工法なので工期の短い現場(感想などの養生期間が要らない )

③適用できない範囲
・湿潤面の処理は、乾燥処理が必要です。又処理面に漏水箇所が有る場合には止水処理が必要です。
・雨天での施工・エポキシ樹脂やタールエポ等の厚みが有り柔らかい材料等の除去

④適用に当たり、関係する基準及び引用元
・既存橋梁の耐震補強マニュアル(案 ) 平成17年2月国土交通省関東整備局施工-2-10 2.3.6 表面処理工・・別紙-1

施工方法について

・一班の作業構成は、ブラストガン2に対し5人1組(ブラストガン操作作業員2名+オペレーター3名 )で作業を行います。
・ブラストガンを操作する作業員は、保護メガネ・耳栓・安全帯を着用し、処理面の研削・剥離作業を行います。
・ホース処理作業員は、地上に手ホース類を引き回すと共に、作業車周辺の安全確認を行います。
・オペレーターは、ブラスト機械の運転と研削材の補給及び異物除去などの管理を行います。




 





この技術を提供する会社の連絡先情報

会社名 ㈱千葉技工
部署 技術部
担当者 武田貞幸
郵便番号 243-0422
住所 神奈川県海老名市中新田1-16-21
電話番号 046-204-8710
FAX番号 046-231-8565
サイトURL http://www.chibagikou.co.jp

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