技術の概要
①何について何をする技術なのか?
地震被害を受けたり、劣化したコンクリート構造物について復旧・補修を行う自動式低圧樹脂注入工法の技術である。
当初の設計強度を下回っているコンクリートについては、本工法で樹脂を注入する事により、鉄筋とコンクリートの付着力が回復し、耐力を回復及び増強すると共に劣化要因の進入を遮断し中性化を抑制する技術である。
②従来はどのような技術で対応していたのか?
・欠損断面修復の場合は、劣化部分を鉄筋位置まではつり落とし、鉄筋防錆後接着剤とモルタル塗りで対応していた。
・ひび割れ補修の場合は、雨水侵入防止としてUカット工法やVカット工法等の表層補修で対応していた。
・コンクリート浮きの場合は、その部分をはつり落とし、劣化要因を確認しその対策を施した後、元の断面に補修して対応していた。
③公共工事のどこに適用できるのか?
すべての既設コンクリートの補修・補強に適用可能
具体的使用例
・地震によって被災した構造物の補修
・施工時の不具合(ジャンカ・コールドジョイント)の発生したコンクリート補修
・トンネルや地下構造物の止水補修
地震被害を受けたり、劣化したコンクリート構造物について復旧・補修を行う自動式低圧樹脂注入工法の技術である。
当初の設計強度を下回っているコンクリートについては、本工法で樹脂を注入する事により、鉄筋とコンクリートの付着力が回復し、耐力を回復及び増強すると共に劣化要因の進入を遮断し中性化を抑制する技術である。
②従来はどのような技術で対応していたのか?
・欠損断面修復の場合は、劣化部分を鉄筋位置まではつり落とし、鉄筋防錆後接着剤とモルタル塗りで対応していた。
・ひび割れ補修の場合は、雨水侵入防止としてUカット工法やVカット工法等の表層補修で対応していた。
・コンクリート浮きの場合は、その部分をはつり落とし、劣化要因を確認しその対策を施した後、元の断面に補修して対応していた。
③公共工事のどこに適用できるのか?
すべての既設コンクリートの補修・補強に適用可能
具体的使用例
・地震によって被災した構造物の補修
・施工時の不具合(ジャンカ・コールドジョイント)の発生したコンクリート補修
・トンネルや地下構造物の止水補修