技術の概要
・SMIC工法について
①何について何をする技術なのか?
既存鉄筋コンクリート建築物および既存鉄骨鉄筋コンクリート建築物の柱・梁構面内に、鉄骨と繊維補強コンクリートで構成されるプレキャスト部材(「プレキャストCES部材」と称する。)を接着接合にて一体化し耐震性の向上を図る耐震補強工法である。□型、門型、あるいは、I型に形成して部材を取り付けるため、居住性、機能性、採光性を損なうことなく開放的に補強できるのが特長である。
②従来はどのような技術で対応していたのか?
今まで居住空間や執務空間であった部分に、一般的な耐震補強工法であるRC壁の増設補強やブレースを有する工法により補強を行うと、空間が塞がれたり、使い勝手が変わってしまうという問題があった。また、既設躯体と補強部材を一体化するためにあと施工アンカーを主とする補強工法では、騒音・振動が目立ち、改修工事中の居住者への配慮が問題であった。
③公共工事のどこに適用できるのか?
既存鉄筋コンクリート建築物および既存鉄骨鉄筋コンクリート建築物の耐震補強に適用できる。特に、ピロティを有する建物や外側からだけでは補強できない建物、また、騒音、振動、粉塵の発生が抑制されるため、庁舎や学校、病院、集合住宅など多様な用途の建物に適用可能である。
・集合住宅SMIC工法について
① 本工法は、既存鉄筋コンクリート造建築物および既存鉄骨鉄筋コンクリート造建築物の柱・梁側面を増打ちし、増打ちを行った既存柱と増打ち梁の構面内に、鉄骨と繊維補強コンクリートで構成されるプレキャストCES部材を挿入し、接着接合にて一体化させ、耐震性の向上を図る耐震補強工法である。特に集合住宅のベランダの様に、掃き出し開口を有する建築物に適用すると、有効高さを確保したまま、施工後の居住性・機能性・採光への影響を抑え、耐震補強をすることが出来る。
①何について何をする技術なのか?
既存鉄筋コンクリート建築物および既存鉄骨鉄筋コンクリート建築物の柱・梁構面内に、鉄骨と繊維補強コンクリートで構成されるプレキャスト部材(「プレキャストCES部材」と称する。)を接着接合にて一体化し耐震性の向上を図る耐震補強工法である。□型、門型、あるいは、I型に形成して部材を取り付けるため、居住性、機能性、採光性を損なうことなく開放的に補強できるのが特長である。
②従来はどのような技術で対応していたのか?
今まで居住空間や執務空間であった部分に、一般的な耐震補強工法であるRC壁の増設補強やブレースを有する工法により補強を行うと、空間が塞がれたり、使い勝手が変わってしまうという問題があった。また、既設躯体と補強部材を一体化するためにあと施工アンカーを主とする補強工法では、騒音・振動が目立ち、改修工事中の居住者への配慮が問題であった。
③公共工事のどこに適用できるのか?
既存鉄筋コンクリート建築物および既存鉄骨鉄筋コンクリート建築物の耐震補強に適用できる。特に、ピロティを有する建物や外側からだけでは補強できない建物、また、騒音、振動、粉塵の発生が抑制されるため、庁舎や学校、病院、集合住宅など多様な用途の建物に適用可能である。
・集合住宅SMIC工法について
① 本工法は、既存鉄筋コンクリート造建築物および既存鉄骨鉄筋コンクリート造建築物の柱・梁側面を増打ちし、増打ちを行った既存柱と増打ち梁の構面内に、鉄骨と繊維補強コンクリートで構成されるプレキャストCES部材を挿入し、接着接合にて一体化させ、耐震性の向上を図る耐震補強工法である。特に集合住宅のベランダの様に、掃き出し開口を有する建築物に適用すると、有効高さを確保したまま、施工後の居住性・機能性・採光への影響を抑え、耐震補強をすることが出来る。