プレスアドラー2018年12月12日時点

プレスアドラー

技術の概要

①何について何をする技術なのか?
本技術は伸縮装置内に発泡ウレタンを主材料とした乾式止水材を圧縮挿入固定し、橋面上の雨水排水等を支承部や橋台部に落とさないようにする技術である。
・橋梁の伸縮装置における止水を目的とした乾式止水材である。
・シンプルな形状により、全てのタイプ(Type-1600まで)に適用可能である。
・材質は発泡ウレタンを使用し、形状をアコーディオン形にすることにより、伸縮に追随し、人の手によって容易に圧縮するため橋面下から圧縮挿入することができるようになった。
②従来はどのような技術で対応していたのか?
従来は弾性シール材を使用していたが、以下のような問題点があった。
・弾性シール材は液状ゴムで、橋面上での流し込み充填となるので、橋面上での施工で交通規制が必要となり、それが原因で交通渋滞や交通渋滞による騒音等の苦情が多く、解決する必要があった。
・施工が冬期(桁遊間が広がる時期)に限定されるため、工事が集中する問題があった。
・弾性シール材は大型伸縮装置のように移動量が大きくなると圧縮された時に橋面上にとび出てしまい、通行車両によって削られてしまうという問題があったため大型遊間等では使用できなかった。
③公共工事のどこに適用できるのか?
・鋼製伸縮装置止水工

この技術の登録情報について

副題 非排水用乾式止水材
登録機関(過去に登録された機関も含みます) NETIS
NETIS登録番号 KK-020026-VE
登録区分 製品
工種分類 橋梁上部工(橋梁用伸縮継手装置設置工)
ICT技術の該当
開発年 1999年

技術の特徴

①どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・従来技術の材料は液状ゴムの物性で伸縮挙動に追随していたが、新技術は発泡ウレタン製とし、形状をアコーディオン形にすることにより、より伸縮挙動に追随することとした。

②期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・従来技術は橋面上からの流し込み充填であったため交通規制が必要であったが、新技術は基本的に橋面下からの圧縮挿入固定という施工方法になったため、交通規制が不要となった。
・従来技術は、充填した遊間より広がってしまうと引張りがかかってしまうので、遊間の広がる冬場の施工しか行えなかったが、新技術は、最大遊間よりも大きなものを挿入するので、どの時期に施工を行っても引張りがかかることはない。
・従来技術は最大遊間1250mmまで施工可能であったが、新技術は最大遊間2000mmにまで対応可能である。


技術の適用条件・適用範囲

①自然条件
雨天時は施工不可
気温-10℃~50℃まで可能

②現場条件
橋面下で施工する場合、人が入れて作業ができるスペース
(橋軸方向に0.6m以上、高さ1m以上)が確保できること。

③技術提供可能地域
日本全国提供可能
受注生産による納品である。発注から納品までの期間は約3~4週間程度である。
運賃も場所によっては変わってくることがあります。

④関係法令等
特になし

①適用可能な範囲
最小遊間50mm以上最大遊間2000mm以下の範囲

②特に効果の高い適用範囲
新技術は、交通規制を必要としないため高規格道路等や
主要幹線道路の高架橋等での適用に効果が高い。

③適用できない範囲
新技術は接着剤にシーリング材を使用するため、常に濡れている場所では施工不可

④適用にあたり、関係する基準およびその引用元
道路橋示方書・同解説(社団法人 日本道路協会)

施工方法について

①下地処理【撤去・ケレン・清掃】(既設のみ)
②プレスアドラー搬入
③プライマー塗布(新設・既設とも)
④プレスアドラー圧縮
⑤ウェブ面に接着剤塗布(新設・既設とも)
⑥プレスアドラー挿入
⑦プレスアドラー下面両端部をコーキング処理(新設・既設とも)
⑧(Type-225以上の場合)支持金具取付(新設・既設とも)
⑨止水ゴムパッキン取付(新設・既設とも)
⑩養生・清掃(新設・既設とも)
⑪施工完了(新設・既設とも)

その他の情報

①設計時
遊間・伸縮量によりタイプが選定されるので、タイプ間違い等に注意する。
支持金具はType-225以上から必要となってくるので、支持金具の設置方法について検討すること。
橋面下に施工スペースが無い場合は、橋面上からの施工とする。

②施工時
設置の際、製品に損傷を与えない。
設置の際、接着剤が均等に広がるようにする。
支持金具設置の際、溶接の肉厚がのっているかやボルトの締め付け等の管理をしっかり行う。

③維持管理等
定期点検時にゴミの堆積や止水材の接着に問題はないかを確認すること。
定期点検時に地上から下面より漏水が無いかの確認をすること。

この技術を提供する会社の連絡先情報

会社名 中井商工㈱
部署 技術部
担当者 大石、丸田
郵便番号 537-0023
住所 大阪府大阪市東成区玉津2-1-5
電話番号 06-6976-4481
FAX番号 06-6981-0165
サイトURL http://www.nakaishoko.co.jp

この技術に興味を持っている人はこんな技術にも興味を持っています。

技術名 概要 工種分類 会社名
コンクリート躯体防水材CS-21 コンクリート躯体防水材CS-21 CS-21は、硬化コンクリートに塗布等で浸透させることで、コ... コンクリート工,道路維持修繕工,橋梁上部工,上下水道工,建築 ㈱アストン
仮組立情報処理システム「A-sys」 仮組立情報処理システム「A-sys」 ①何について何をする技術なのか ・鋼橋の仮組立に必要な仮組... 橋梁上部工,CALS関連技術 JIPテクノサイエンス㈱
浸透性コンクリート保護材 「エクセルバリ... 浸透性コンクリート保護材 「エクセルバリ... ①何について何をする技術なのか? ・コンクリート構造物に... コンクリート工,道路維持修繕工,橋梁上部工,建築,共通工 ㈱キア・コンサルティング
鋼橋CIMモデリングシステム (BeCI... 鋼橋CIMモデリングシステム (BeCI... ①何について何をする技術なのか? ・鋼橋上部工(主構造)の... 橋梁上部工 JIPテクノサイエンス㈱