循環式エコクリーンブラスト工法2019年10月11日時点

循環式エコクリーンブラスト工法

技術の概要

①何について何をする技術なのか?
・ 構造物の下地処理を行うブラスト処理工法です。
・ ブラスト処理装置を改良することにより ドライ施工が可能になり、工場塗装でしか使用できなかった金属系研削材を現場塗装で採用することができ、 循環式ブラストシステムを実現しま した。
・ 研削材を効率よく回収分離して再利用することにより、産業廃棄物の発生を大幅に削減できます。
・ 旧塗装にPCB、鉛、クロムや重金属が含まれている場合には、研削材と分離し、塗装剥離物のみを特別管理産業廃棄物として処分できます。

②従来はどのような技術で対応していたのか?
・ ガーネット・高炉スラグ等の非金属系研削材を使用したエアーブラスト工法です。
・ 安価な非金属系研削材を使用して投射した研削材は、産業廃棄物として処分していました。
・ 一度投射した研削材は、塗装剥離物と共にすべて産業廃棄物となってしまう。
・ 旧塗装にPCB、鉛、クロムや重金属が含まれていると塗装カスと共に研削材も 特別管理産業廃棄物として処分しなければならない。

③公共工事のどこに適用できるのか?
・ 構造物の塗装及び金属溶射等各種ライニングにおける下地処理を行うときに適用できます。
1.鋼製橋梁の鋼橋脚、鋼製梁の新設塗装、塗装塗替え、防食塗装
2.堰、排水機場の鋼製本体、付属鋼構造物の塗装塗替え
3.公園の鋼製遊具、鋼製モニュメント、歩道橋の塗装塗替え
4.鉄塔、照明灯の塗装塗替え
5.鋼構造物及びコンクリート構造物のバキュームブラストとして使用が可能

この技術の登録情報について

副題 循環式スチールグリットによるブラスト工法
登録機関(過去に登録された機関も含みます) NETIS
NETIS登録番号 CB-100047-VE
登録区分 工法
工種分類 道路維持修繕工(橋梁補修補強工ーその他),橋梁上部工(鋼橋架設工ーその他)
ICT技術の該当
開発年 2006年

技術の特徴

①どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
1.研削材と剥離物を集積 分離して、研削材を再利用する循環再利用システムとしたこと。
2.研削材に硬質なスチールグリットを採用したこと。
※ コンクリート構造物への使用は、非金属系研削材を使用します。

②期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
1.研削材が再利用ができ、産業廃棄物の発生を大幅に削減できます。
2.硬度に優れ破砕しにくいため、粉塵の発生が少なく、作業環境の改善が図れます。
3.研削材再利用の結果、廃棄物回収作業が省力化され、また、研削材の硬度が高まった事による
研削時間の短縮もあり、全体として施工時間が縮減できます。


技術の適用条件・適用範囲

①自然条件
処理面は、乾燥状態での作業となります。(従来技術と同等)

②現場条件
・剥がした塗装カスが、飛散するので作業範囲は、シートなどの養生が必要です。(従来技術と同等)
・道路上部での作業の場合、非鉄金属系研削材を使用することもできます。(錆の発生を防止するため)

③技術提供可能地域
47都道府県。遠隔地は、別途 交通費、宿泊費が必要になります。

④関係法令等
特定建設作業の届出(騒音規制法 4条 空気圧縮機を使用する作業)が、必要です。
(コンプレッサー使用のため)(従来技術と同等)


①適用可能な範囲

・ 鋼構造物塗装においての素地調整(1種ケレン)を行う作業。(従来技術と同等)
・ コンクリート構造物の表面処理。


②特に効果の高い適用範囲
・ 処理面積の大きい大規模現場、また工期の短い現場において
施工速度が、速いので非常に効果的です。


③適用できない範囲
・ ブラスト機械設備から施工場所が400m以上離れている場合。
・ 水中及び処理面が濡れている場所。(従来技術と同等)

④適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・ 土木工事共通仕様書(中部地方整備局)
・ 鋼道路橋塗装・防食便覧(日本道路協会) 第Ⅱ編 塗装編 第7章塗替え塗装 
・ 国際規格 ISO 8501のSa2 1/2 以上 (1種ケレン)

施工方法について

『循環式 エコ クリーンブラスト工法』
1.研削材の充填
ポッパータンクに研削材(スチールグリット)を投入します。
2.ブラスト圧送
加圧タンクの圧力を上げて圧送の準備をします。
3.投 射
噴射ノズルから研削材を噴射させてブラスト作業を行います。
4.集積
現場に散らばった研削材、塗料ダストを人力にて集積します。
5.吸 引
バキュームホースにて投射した研削材と塗料カスを吸引します。
研削材の回収・かき集めは、別途とします。
6.分 離
回収した研削材と塗料カスをホッパータンク内で分離します。
研削材は、ホッパータンクの下槽に溜まり加圧タンクに入って再利用されます。
7.塗料カスの処分
塗料カスは、ダストコレクター内のフィルターでろ過されて下部の塗料カスボックスに集積され 産廃処分とします。
フィルターで浄化された空気は、ルーツブロアーにて きれいな空気となって排気されます。








その他の情報

①設計時
・旧塗装にPCB、鉛、クロムや重金属等の含まれる可能性がある場合には、
事前に成分分析試験を実施する。

・装置より排出される空気(排気)に含まれる鉛等の有害物質管理濃度が、
基準値(0.05mm/m3)を下回る事。


②施工時
・旧塗装にPCB、鉛、クロムや重金属等が含まれる場合 
塗装カスは、特別管理産業廃棄物処分とします。

・機械設備の設置スペースとして約30㎡(2.5m*12m)が必要とします。
・プラントスペースがない場合には、車載型(4t及び8ットラック)の使用も可能です。
・装置より排出される空気(排気)に含まれる鉛等の有害物質管理濃度が、
基準値(0.05mm/m3)を下回る事。


③維持管理等
・設備は、屋内保管します。
・年次点検を実施する。

④その他
・ 設計及び積算に関しての歩掛労務費単価については、工種及び対象構造物によって変更いたします。
・ 安全対策設備及び装備品は、発注者と協議の上決定する。

この技術を提供する会社の連絡先情報

会社名 ヤマダインフラテクノス㈱
担当者 深谷亘
郵便番号 476-0002
住所 愛知県東海市名和町二番割中5-1
電話番号 052-604-1017
FAX番号 052-604-6732
サイトURL http://www.eco-yamadapeint.co.jp

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