水圧四面梁2019年8月23日時点

水圧四面梁

技術の概要

本製品は、開削工事の土留支保工を腹起材が伸縮する事で、妻・桁方向の四壁面同時に設置出来る製品である。従来は、妻・桁方向に別々の腹起材と切梁材を設置していた。本製品は、切梁が腹起しを兼ねる構造にした為、支保工を一度に設置出来、作業工程の短縮が期待出来る。

この技術の登録情報について

副題 矢板設計の開削工事で使用する土留機材で、腹起材が伸縮する事により、妻方向、桁方向同時に腹起材と切梁材を設置する事が出来る土留支保工材
登録機関(過去に登録された機関も含みます) NETIS、東京都建設局(新技術データベース)
NETIS登録番号 CB-120037-VR
登録区分 製品
工種分類 仮設工(仮設材設置撤去工),共同溝工(電線共同溝工)
ICT技術の該当
実績 北海道 一般国道36号苫小牧市苫小牧電線共同溝
広島県 国道2号線城町地区電線共同溝工事
開発年 2008年
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技術の特徴

・妻方向と桁方向同時に支保工の設置をすることが可能である為、従来工法に比べて設置時の安全性の向上が期待できる。
・腹起材に切梁材を内蔵し、隅部四面から支保する構造とした為、作業性の向上が期待できる。
・妻、桁方向の段違い設置によるデッドゾーンがなくなる為、作業スペースを広く取れる。その為、従来と同じ作業スペースを確保する時に排土量が減少する事からコストの削減が期待出来る。
・支保工設置の為の溶接を行う必要がなくなった為、溶接作業中の事故の心配がなくなる。

技術の適用条件・適用範囲

①自然条件
・特に無し
②現場条件
・開口部である事。
・開口部の形状が矩形(正方形または長方形)である事。
・開口部の深さ及び土圧に応じた断面係数の製品を使用する事。
・腹起しの設置長がが120~520cmである事。
・原則として掘削深が3.8m以下であること。

施工方法について

①開削工
②土留工
・四隅に矢板を建て込む。
・四隅に腹起しキャッチャーを設置(一辺に2つずつ)
・地上から伸縮ユニットの設置
・地上から伸縮ユニットを伸ばし、コーナー金具を連結させる。
・四隅以外の場所に矢板を建て込む。
③埋設工



この技術を提供する会社の連絡先情報

会社名 株式会社エヌ・エス・ピー
部署 企画部
担当者 中川
郵便番号 508-0101
住所 岐阜県中津川市苗木9167
電話番号 0573-67-2129
FAX番号 0573-67-2296
サイトURL http://www.kknsp.jp/

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