技術の特徴
①どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)・足場材の部材による組立式からユニット式の一体型に変えた。②期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)・ユニット化による使用部材数、作業工数の軽減により施工性が向上する。・ユニット化された部材による設置により、ステージの均一化が図れ、安全性が向上する。・設置解体時における使用部材点数、作業工数、ラフタークレーンの係数軽減により経済性が向上する。・構成部材のユニット化による作業工数の軽減により工程の短縮になる。③どんな効果があるのか・法面の斜面に沿った歩廊の確保。・斜面の安全区域確保。・災害時の応急避難路の確保。
技術の適用条件・適用範囲
①自然条件
・気象状況、地質状態などにおいて作業員の安全確保が困難とみえる状況を除く。
②現場条件
・設置現場の傾斜角度は20~75°。
・施工スペースは単体使用時で幅1.5m以上。
・製品の保管スペースは製品の積み重ねを条件に約2㎡画以上。
③技術提供可能地域
・技術提供可能地域については制限無し。
④関係法令等
・特に無し。
①適用可能な範囲
・設置現場の傾斜角度が20~75°。
・許容荷重200kg。
②特に効果の高い適用範囲
・傾斜角度20~75°内で人工作業のみで設置する傾斜面。
・許容荷重200kg内で留置物がある傾斜面。
③適用できない範囲
・設置現場の傾斜角度が20~75°以外。
・許容荷重200kg超。
④適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・日本規格協会 JIS8972:2008 斜面・法面工事用仮設設備。
施工方法について
その他の情報
①設計時
・日本規格協会 JIS8972:2008 斜面・法面工事用仮設設備を参照。
②施工時
・施工する際は日工セック㈱に問い合わせる。「斜面ノリダー設置手順」を取り寄せる。
③維持管理等
・設置ごとに実務資格者によるチェックリスト等による定期点検を行う。
④その他
・法令、使用基準書による安全な作業の周知徹底を図る。
この技術を提供する会社の連絡先情報