斜面ノリダー(ラク2ステージ)2020年11月2日時点 アーカイブ

斜面ノリダー(ラク2ステージ)

技術の概要

①何について何をする技術なのか?
・構成部材が一体となっているアルミ合金製ユニット型斜面自在ステージ。
②従来はどのような技術で対応していたのか?
・単管パイプ、緊結金具、足場板等で構成された単管傾斜ステージ。
③公共工事のどこに適用できるのか?
・斜面に対応する建築工事・土木工事。

この技術の登録情報について

副題 アルミ合金製ユニット型傾斜自在ステージ
登録機関(過去に登録された機関も含みます) NETIS
NETIS登録番号 KT-150055-VR
登録区分 製品
工種分類 仮設工(仮設材設置撤去工)
ICT技術の該当
開発年 2009年
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技術の特徴

①どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・足場材の部材による組立式からユニット式の一体型に変えた。

②期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・ユニット化による使用部材数、作業工数の軽減により施工性が向上する。
・ユニット化された部材による設置により、ステージの均一化が図れ、安全性が向上する。
・設置解体時における使用部材点数、作業工数、ラフタークレーンの係数軽減により経済性が向上する。
・構成部材のユニット化による作業工数の軽減により工程の短縮になる。

③どんな効果があるのか
・法面の斜面に沿った歩廊の確保。
・斜面の安全区域確保。
・災害時の応急避難路の確保。



技術の適用条件・適用範囲

①自然条件
・気象状況、地質状態などにおいて作業員の安全確保が困難とみえる状況を除く。

②現場条件
・設置現場の傾斜角度は20~75°。
・施工スペースは単体使用時で幅1.5m以上。
・製品の保管スペースは製品の積み重ねを条件に約2㎡画以上。

③技術提供可能地域
・技術提供可能地域については制限無し。

④関係法令等
・特に無し。



①適用可能な範囲

・設置現場の傾斜角度が20~75°。
・許容荷重200kg。

②特に効果の高い適用範囲
・傾斜角度20~75°内で人工作業のみで設置する傾斜面。
・許容荷重200kg内で留置物がある傾斜面。

③適用できない範囲
・設置現場の傾斜角度が20~75°以外。
・許容荷重200kg超。

④適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・日本規格協会 JIS8972:2008 斜面・法面工事用仮設設備。

施工方法について

①法面に鋼管杭を打ち込み、斜面ノリダー本体受け用に水平材(単管パイプ)を固定する

②斜面ノリダー上部つかみ金具を上側水平材(単管パイプ)に下部つかみ金具を下側水平材(単管パイプ)にはめ込む

③本体両側の角度調整ハンドルを緩め床材が水平に成る位置まで引き上げ角度調整ハンドルを緩め固定する

④手摺枠を斜面ノリダー床材手摺ソケットに差込、蝶ボルトにて締め付け固定する



その他の情報

①設計時
・日本規格協会 JIS8972:2008 斜面・法面工事用仮設設備を参照。

②施工時
・施工する際は日工セック㈱に問い合わせる。「斜面ノリダー設置手順」を取り寄せる。

③維持管理等
・設置ごとに実務資格者によるチェックリスト等による定期点検を行う。

④その他
・法令、使用基準書による安全な作業の周知徹底を図る。

この技術を提供する会社の連絡先情報

会社名 日工セック㈱
部署 西部営業所
担当者 福嶋正治
郵便番号 599-8248
住所 大阪府堺市中区深井畑山町38-1
電話番号 072-281-5950
FAX番号 072-281-5952
サイトURL https://www.nikkosec.co.jp/

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