G桟橋2019年8月1日時点

G桟橋

技術の概要

①何について何をする技術なのか?
・高強度の材質の製作桁を使用することで、長スパンへの対応を可能にした仮設桟橋

②従来はどのような技術で対応していたのか?
・大型H形鋼を用いた仮設桟橋

③公共工事のどこに適用できるのか?
・橋梁基礎工事
・橋梁上部工工事
・作業用桟橋

④その他
・橋梁架け替え時の迂回路用桟橋、ダムや山岳部の作業用桟橋として使用する。
・大型H形鋼の材質がSS400であるのに対し、G桟橋主桁の材質はSM490Yであり、高強度である。
・主桁と対傾構、および専用部品類はすべてボルトで連結することができる。従来の大型H形鋼桟橋で、桁の切断、ボルト孔明け、スチフナー(荷重集中部の補剛板)の溶接など、現場作業として行われるものに比べ、施工性が良い。
・本桟橋は規格品として転用可能であるため、従来大型H形鋼が一現場対応であるのに比べ、経済的である。
・主桁のサイズは、幅0.35m、高さ1.027m、スパン6.0m、7.0m、9.0mであり、それを連結して、スパン6.0+6.0m=12.0m、6.0+7.0m=13.0mを作ることができる。
・幅員は2mピッチで任意に設定可能である。

この技術の登録情報について

副題 製作桁を使用したリース対応の仮設桟橋上部工
登録機関(過去に登録された機関も含みます) NETIS
NETIS登録番号 KT-120094-VR
登録区分 製品
工種分類 仮設工(仮設・桟橋工),橋梁上部工(鋼橋架設工ー仮設工),橋梁上部工(PC橋架設工),基礎工(鋼管矢板基礎工)
ICT技術の該当
開発年 2006年

技術の特徴

①どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・主桁の材質を大型H形鋼のSS400から、製作桁のSM490Yに変えた。

②期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・製作桁のSM490Yに変えたことにより、
長スパンに対応でき支持杭本数を削減できるため工期短縮が図れます。

・製作桁のSM490Yに変えたことにより、
主桁を規格品として転用が可能になり経済性の向上が図れます。

・製作桁のSM490Yに変えたことにより、
ボルトによる現場組立で架設できるため施工性の向上が図れます。




技術の適用条件・適用範囲

①自然条件
・特になし

②現場条件
・現場で桁の仮置き場が必要(仮置き場の幅はw=0.5mXn本+1m、長さL=桁長+1m)
(例:幅員8mの場合、5主桁となり、W=0.5X5+1.0=3.5m、L=桁長9m+1m=10m)。 

③技術提供可能地域
・技術提供地域については制限無し

④関係法令等
・特になし


①適用可能な範囲

・主桁のスパンは、L=6m、7m、9m、12m、13mである。
・各スパンの許容上載荷重は以下のとおり。
・スパン6m : 150tクローラクレーン作業荷重(吊荷重200kNまで)
・スパン7m : 120tクローラクレーン作業荷重(吊荷重200kNまで)
・スパン9m : 100tクローラクレーン作業荷重(吊荷重200kNまで)
・スパン12m : 80tクローラクレーン作業荷重(吊荷重150kNまで)
・スパン13m : 50tクローラクレーン作業荷重(吊荷重150kNまで)

②特に効果の高い適用範囲
・大型H形鋼主桁H800X300、H900X300と比較した場合、
使用期間が3年以内であれば、リース対応であるG桟橋の経済性が高い。


③適用できない範囲
・スパンL=6m、7m、9m、12m、13m以外。
・各スパンの許容外の上載荷重は以下のとおり。
・スパン6m : 吊荷重が200kNを超える150tクローラクレーン及び、150tを超えるクローラクレーン作業荷重
・スパン7m : 吊荷重が200kNを超える120tクローラクレーン及び、120tを超えるクローラクレーン作業荷重
・スパン9m : 吊荷重が200kNを超える100tクローラクレーン及び、100tを超えるクローラクレーン作業荷重
・スパン12m : 吊荷重が150kNを超える80tクローラクレーン及び、80tを超えるクローラクレーン作業荷重
・スパン13m : 吊荷重が150kNを超える50tクローラクレーン及び、50tを越えるクローラクレーン作用荷重

④適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・道路土工-仮設構造物設計指針:平成11年 日本道路協会
・道路橋示方書・同解説:平成14年 日本道路協会
・設計便覧(案):平成16年 近畿地方整備局

施工方法について

架設手順を以下に示す。
①部材搬入
②1径間目支持杭打設用導杭打設、導枠設置
③1径間目支持杭打設
④導枠、導杭撤去
⑤橋脚ブレス、受桁架設
⑥G桟橋主桁架設
⑦対傾構架設
⑧覆工板敷設
⑨手摺架設
⑩2径間目部材搬入
以下、繰返しとなる。

解体手順を以下に示す。
①手摺、覆工板撤去
②主桁、対傾構解体
③橋脚の受桁、ブレス解体
④杭引抜
⑤材料搬出
以下、繰り返しとなる。









その他の情報

①設計時
・設計に当たってはヒロセ㈱へ御連絡ください。
・設計図面はヒロセで作成します。
・仮設桟橋は基本的に道路土工(仮設構造物設計指針)に基づいて設計される。
・設計荷重として、使用する重機を選定する必要がある。

②施工時
・施工は当社が作成した一般図、詳細図、施工図、施工要領書に拠って行われる。
・受桁はH形鋼であるため、荷重が集中する部分はスチフナー
(ウェブを補剛するための板材)を溶接し補剛する。


③維持管理等
・点検は必要に応じて実施する。

この技術を提供する会社の連絡先情報

会社名 ヒロセ㈱
部署 橋梁本部
担当者 田中雅人、松田伊佐雄
郵便番号 135-0016
住所 東京都江東区東陽4-1-13
電話番号 03-5634-4538
サイトURL http://www.hirose-net.com

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