太洋コンクリート工業 雨水貯留施設を販売

2019/10/29
 コンクリート2次製品の製造・販売を手掛ける太洋コンクリート工業(浜松市北区、近藤雅彦社長)は、地下空間に雨水を貯留する「LTX(エルテックス)システム」=写真=の販売に力を入れている。
 アルファベットのLとT、Xの形をしたブロックとスラブで構成し、組み合わせによって四角や三角などの形にできるため、複雑な地形でも地下空間に貯留施設を設置できるという。高さは0・5~2・1㍍まで10㌢単位で提供が可能。管理用のグレーチングやマンホールの埋め込みにも対応する。
 営業部の島靖典部長は「従来製品に比べ広く・浅く設置できることが特徴。民間施設への設置が増えている。土地の形状や必要容量に応じた提案をしていきたい」と語る。
 問い合わせ先は営業部 電話053(522)1847。