日綜産業 クイックパネライトを開発
2019/10/15
日綜産業(東京都中央区)は、内部脱着式採光防音防護工システム「クイックパネライト」を開発した。9日まで東京都内で開催された「ハイウェイテクノフェア2019」に出展し、設置する模様を公開した=写真。先行床施工式フロア形システム吊り足場「クイックデッキ」専用の防護工システムとして、今後は設置を標準仕様とすることも視野に入れる。
これまでのコンパネによる板張り防護工やパネル式足場は、台風時の倒壊、朝顔や部材単体の重量、外付けによる落下のリスク、明るさの確保といった課題があった。
クイックパネライトは、軽量で内部脱着の安心性と高い採光性能、ルーバー式開閉による換気機能、取り付けに熟練技能を必要としないなどの特長がある。また、台風の接近に伴う取り外しが可能で、強度はガラスの200倍というポリカーボネート板を使用。既に地方の橋梁工事への納入が決まっているという。
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