通信ケーブル保護「曲管レス配管システム」
2019/10/15
積水化学工業環境・ライフラインカンパニー(東京都港区)は、電線共同溝(CCBOX)向けの通信ケーブル保護管「曲管レス配管システム」を発売した。施工性が向上し、安全な通信管路づくりに貢献するという。同システムは、屈曲が可能となる「ベンドレス継手」を使い、直管と継手のみで自由な偏芯量の配管を構成。0~11・46度の屈曲に対応する。施工時は継ぎ手受け口のストッパに直管が当たるまで挿し入れることで、施工品質が向上する。地震発生時には、管がストッパを乗り越えて伸縮する。
また、曲管の削減で接続箇所を低減。施工スピードが向上する他、事前の配管検討が容易になる。曲管を使う従来の配管と比べて15%のコスト削減につながるという。現在、新技術情報提供システムNETISに登録申請しており、2020年の登録を予定。
問い合わせ先は積水化学工業環境・ライフラインカンパニー管材事業部 電話03(5521)0833。