ひびみっけがNETIS登録 富士フイルム

2019/08/28
 富士フイルム(東京都港区)の社会インフラ画像診断サービス「ひびみっけ」が、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録された。スケッチに関わる作業を削減できるため、省力化による施工性と経済性が向上することなどが評価された。
 ひびみっけは、橋梁、トンネルなどのコンクリート表面を撮影し、画像を専用サーバーにアップロードする。複数枚の画像を自動的に合成し、人工知能(AI)を活用して画像解析でひび割れを検出し、検出結果をデータ化する。幅0・1㍉以上のひび割れなど高精度な自動検出結果を得られる。従来の人による近接目視点検に比べて、損傷図の作成に関わる作業時間を60%程度削減できるという。
 価格は、1枚当たり400円(税別)。月々の利用料に応じた従量課金制で、初期投資は不要。
 問い合わせ先は産業機材事業部 電話03(6271)2381。