ハイブリッドのDRUMーRCS構法を開発
2019/06/25
東京鐵鋼(東京都千代田区)は、ハイブリッド構法「DRUMーRCS構法(ドラムRCS)」を開発し、架構を構成する仕口と柱のプレキャスト部材の販売を、7月1日から開始する。プレキャスト化により、現場の労務不足解消と施工品質の向上に期待できるという。同構法は、柱を鉄筋コンクリート造、梁を鉄骨造とした構法で、ゼネコン独自のハイブリッド構法と異なり、同社が技術協力することで、設計会社やゼネコンが自由に採用できるオープンな技術。日本建築総合試験所で性能証明を取得している。
特長は、部材断面縮小によるコストダウンと軽量化を図るため、仕口強度に優れた非梁貫通形式の仕口形式とした。また、労務不足解消に向けて、仕口と柱をプレキャスト化した他、必要な材料手配から鉄骨・プレキャスト製作までを一括して注文できる。
問い合わせ先は新構法推進室 電話03(6272)6890。