ドローンとAIを活用した太陽光パネル点検

2019/04/26
 NECネッツエスアイ(東京都文京区)は、ドローンによる空撮とAIによる自動検知を活用した太陽光パネルの点検システムを開発し、6月からサービスの提供を開始する。点検の効率化し、異常箇所を早期に発見することで、安定した売電収入の確保を目指す。
 同サービスは、サーモカメラを搭載したドローンで、メガソーラーの太陽電池モジュールを撮影。空撮した赤外線画像は、NECのAI技術「NEC the WISE」の一つである「RAPID機械学習技術」が解析。そのデータをレポートとして提供する。
 従来、手作業で行っていた撮影と目視点検、レポートの作成を自動化することで、作業効率を約60%以上削減。また、撮影から異常箇所を特定し、レポート作成までの時間を4分の1以下に短縮できるという。
 問い合わせ先はエンジニアリング&サポートサービス事業本部 電話03(6699)7191。