三井住友建設 クイックreインバート開発

2019/04/09
 三井住友建設(東京都中央区)は、土木研究所(茨城県つくば市)と共同で、トンネルの急速更新工法「クイックreインバート」を開発した。トンネルのインバート更新における土留め作業時間が半減するという。
 同工法は、共用中のトンネルでのインバート更新工事で、オープンピット工法による連続したU型土留めを設置する。従来の土留め工で用いられる親杭横矢板工法に替わるもの。無振動・無騒音で小規模なメッセルシールド機を使用することで、狭い作業箇所や車線規制などの制約条件下での施工が可能。
 従来工法で実施する親杭横矢板の施工を必要としないことから、土留め工程において作業時間を約50%短縮、施工費を約20%削減できるという。
 問い合わせ先は広報室 電話03(4582)3015。