応急補修材TOKE・パックを開発

2019/01/29
 中日本高速道路は、同社のグループ会社の中日本ハイウェイ・メンテナンス北陸(金沢市西念)と東亜道路工業(東京都港区)が応急補修材「TOKE・パック」を開発したことを発表した。アスファルト舗装の表面に発生するポットホールを天候に左右されずに速やかに応急補修できる。
 同製品は、水溶性フィルムを外装材として常温合材を梱包(こんぽう)した小袋状の応急補修材。ポットホールに散水し、同製品を敷き並べ、さらに散水して足で踏み固めることで、応急補修が完了する。水溶性フィルムの外装材は、水に触れることで溶解して消失するため、従来の不織布で梱包した小袋状のポットホール補修材の場合に必要な乳剤の散布が不要だ。従来の常温合剤を使用した場合は補修に5分必要だったが、同製品を使用した場合は1分で補修を完了できるという。