SMB建材 サミットCLT工法開発
2018/12/18
建材商社のSMB建材(東京都港区)は、CLT(直行集成板)に対応したGIR接合方法を、藤寿産業(福島県郡山市)と共同開発し、それぞれがハウスプラス確認検査(東京都港区)から構造方法に関する性能評価を受けた。
木造業界の潮流で、建築材にCLTが使われる機会が増える傾向にあるが、接合部の露出などが課題となっていた。GIR接合は接合部を露出させておらず、意匠的にも耐力にも優れているという。
SMB建材は、木質二方向ラーメン構造「サミットHR工法」を開発した経緯があり、この時の知識を生かしてGIR接合法の研究に取り組んだ。工法名称を「サミットCLT工法」とし、今月から全国への営業を展開している。
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