アップコン FRT工法の受注強化へ
2018/11/09
アップコン(川崎市高津区)は、農業用水路や導水路のトンネルに特化した維持・補修工法「FRT工法」の受注強化を図っている。18~20日にかけて東京都内で開催された「インフラ検査・維持管理展」には、加盟する「農業用水トンネル機能回復技術研究会」として出展し、工法をPRした=写真。
FRT工法は、現場発泡硬質ウレタンフォームを使い、トンネルの本来の機能を回復させる。施工手順は、多くの採用実績を持つ「空洞充填工」と、周辺の土圧を均等化する「加圧式裏込注入工」のいずれかで対応。 トンネルが変状する要因となる天端背面の空洞部を発泡ウレタンで充填し、発泡圧で躯体に圧力を加えることで、既存トンネルの機能回復、躯体供用期間の延命化につなげる。また、工期短縮やコスト削減を実現するという。
問い合わせ先は電話044(820)8120。