多摩防水技研 リムシート工法開発

2018/11/01

 多摩防水技研(八王子市)は、浴室防水改修などで施工可能なポリウレア樹脂を使用したリムシート工法を開発した。加水分解しにくい樹脂を用いることで経年変化が少なく長寿命化が図れる。11月の工場稼働から工法の普及を本格化する。
 同工法は、ポリウレア樹脂製の防水シート(リムシート)を専用のボンド(リムボンド)で貼り合わせ、分子レベルで化学結合して一体化する。リムシートとリムボンドは溶剤臭が少なく、浴室やベランダなど小規模エリアにも使用できる。表層のトップコートは日本水道協会基本基準適合品の認証済み。
 また自社工場で製造した成形品を現場で貼り合わせる工法で、人件費削減や最短一日での施工が可能。
 問い合わせ先は電話042(686)1061。