下水管工事用パイプレーザー発売 トプコン

2020/06/01
トプコン(東京都板橋区)は、下水道などのパイプ埋設工事で施工効率や仕上がり精度が向上する6代目パイプレーザー「TPーL6」シリーズを発売した。マンホールに入ることなく、スマートフォンで機械の状態を確認でき、利便性を高めた。  同レーザーは、パイプ埋設工事で基準となる方向や勾配を可視光レーザービームで指し示すことで丁張りや水糸の設置、点検測量が不要となり、作業効率が向上する。近年の小型化されたマンホールに合わせ、本体の横全長も250㍉という小型化を実現。深く狭い空間でも作業が容易で、持ち運びや設置、バッテリー交換などの操作性が向上。さらに、スマホ専用アプリで、地上に居ながら警告表示やバッテリー残量、設置の傾きを確認できる。  標準バッテリーで約60時間の連続使用が可能。一定時間の水没に耐えるIPX8の防水性能を持つ他、高輝度で視認性が高いグリーンレーザーを採用した。  価格は赤色レーザーのTPーL6WBが65万7800円(税込み)、グリーンレーザーのTPーL6WBGが82万5000円(同)など。  問い合わせ先はトプコンソキアポジショニングジャパン営業本部営業支援部 電話03(5994)0671。