日工セック 傾斜自在階段ユニット広域展開

2020/02/18
 日工セック(本社・千葉県野田市)は、アルミ合金製の傾斜自在階段ユニット「ラク2(らくらく)タラップ」を開発し、全国で採用実績を伸ばしている。設置場所の傾斜に応じて、15~70度まで11段階の角度調整が可能。アルミ製で軽量化を実現し、降雨などによるさびにも強く、高い施工性を実現した。
 本体つかみ金具を単管パイプや受け材などに掛け、ノブハンドルでステップ角度を一括調整して設置が完了する。ユニット化されているため、設営や解体に手間が掛からないのが大きな特長。
 昇降幅(両側手摺り幅)は45~74㌢。対象傾斜範囲は20~70度で、許容荷重は200㌔。設営に当たって重機などが不要であり、作業員による設置も可能。
 その機能性が評価され、北海道内では津波避難用の階段として採用する自治体も増えている。
 問い合わせ先は同社西部営業所(堺市中区) 電話072(281)5950。