日工セック 自立・吊り型の新型足場を展開

2020/02/12
 日工セック(本社・千葉県野田市)は、斜面・法面工事用の仮設設備「斜面ノリダー(ラク2ステージ)」を開発し、全国で採用実績を伸ばしている。構成部材が一体となったアルミ製の傾斜自在ステージで、ユニット化された製品により前後のつかみ金具をパイプに設置後、左右の角度調整ハンドルの解除・締付作業のみで設営が完了。ステージの均一化が図れ安全性が向上する他、作業工数が軽減することで工程の短縮を実現する。
 近年、大幅なモデルチェンジを図った。サイズは750㍉、1000㍉、そして単体使用と種類を増やし、現場のシーンに応じて使い分けができ、より一層活用の効果が期待されている。許容荷重は200㌔。
 法面の斜面に沿って歩廊を設営できる他、斜面の安全区域や災害時の応急避難路の確保が可能となる。新技術情報提供システムNETISの登録技術。
 問い合わせ先は同社西部営業所(堺市中区) 電話072(281)5950。