Neo J システム SINDS改良版が中部地区で初採用
2020/01/28
Neo J システム(愛媛県宇和島市)が開発し、NETIS登録しているICT技術「SINDS(シンダス)杭管理システム」のバージョンアップモデルが中部地区で初めて採用された。SINDSは杭から離れた場所からの観測で高精度な杭基礎が打てるシステム。一般測量・管理計測機能の他、バージョンアップによってインターネットを利用した外部配信機能(オプション)が追加され、ネット接続のパソコンを通じて遠隔地からでもSINDS(親機)の管理画面をモニタリングできる。
採用現場は愛知県発注で七番組(愛知県半田市)が施工する「中小河川改良工事」。担当者は「技術者同士がシンダスのモニター数値を見ながら意見交換でき、技術の継承に役立っている他、発注者にもアカウントを共有し、オープンな環境で施工状況を随時確認してもらうことができる」と話す。問い合わせは、電話0895(28)9030。