水位計・セルラー通信・クラウドが一体となった水位遠隔監視システム​2021年3月25日時点

水位計・セルラー通信・クラウドが一体となった水位遠隔監視システム​

技術の概要

①何について何をする技術なのか?
・⽔位計・セルラー通信・クラウドが⼀体となった⽔位遠隔監視システム

②従来はどのような技術で対応していたのか?
・電源供給型の⽔位計とテレメータシステムを用いた水位監視

③公共工事のどこに適用できるのか?
・水回り工事の水位監視
・河川の水位監視
・ため池の水位監視
・工場の浸水予防監視
・地下道(トンネル)や地下施設等における浸水監視
・長期間水位を観測している機器の故障時の一定期間の代替機等

④その他
・設置した箇所の水位をお手持ちのPCやスマートフォンのブラウザにて、遠隔地からでも現場の水位データをリアルタイムに閲覧可能な技術である。​設置後、電源スイッチを入れるだけで、すぐに水位データを閲覧でき、複雑な装置設定やクラウドの立ち上げ等が不要である。​​
・ユーザーの設定した警戒水位に水位が達した場合、警戒水位よりも水位が低下した場合などに、メールにてそのアラート通知を受け取ることが可能である。
・設置以外の無線水位計の調達・調整、通信契約、クラウド上の監視画面準備などの付帯作業なしで水位計測の利用が開始できる。​​
・電池駆動+無線通信機能搭載のため、水位計一個から電源工事も通信配線工事も不要で簡単に設置可能で、設置費用と工事期間の削減が出来る。
・携帯電話網を使用しており、広範囲に分散させて、多点の計測を行うことが可能​。
・横河電機製のシリコン振動式センサを搭載しており、長期安定計測が可能で、メンテナンス頻度を低減できる。

この技術の登録情報について

副題 完全バッテリー駆動で電源および太陽電池不要、携帯通信機能内蔵で通信設備不要の、簡単に設置可能な水位観測システム
登録機関(過去に登録された機関も含みます) NETIS
NETIS登録番号 KT-200122-A
登録区分 システム
工種分類 調査試験(水文調査ー観測システム),調査試験(水文調査ー通信システム),電気通信設備(電子応用設備ー河川情報設備ー河川情報),電気通信設備(通信設備ーテレメータ設備),仮設工(施工管理ーその他)
ICT技術の該当
開発年 2020年

技術の特徴

①どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・システムへの電源供給方法を、外部からの供給から内蔵バッテリーによる供給に変えた。
・通信方法を、特定小電力無線局や簡易無線局等の無線通信から公共回線を用いた通信に変更した。
・センサを水晶式センサから、シリコンレゾナント式センサに変えた。
 
②期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・内蔵バッテリーによる供給に変えたことにより、電源設備の設置を省略することが出来るため、経済性の向上、工程の短縮、施工性の向上が図れる。
・公共回線を用いた通信に変えたことにより、通信設備の設置を省略することが出来るため、経済性の向上、工程の短縮、施工性の向上が図れる。
・シリコンレゾナント式センサに変えたことにより、測定値がドリフトせず、長期に安定したデータ取得が可能となるため、品質の向上が図れる。
・シリコンレゾナント式センサに変えたことにより、必要消費電力が低減され、設置するための構造物(附属物)等も小型化するため、周辺環境への影響を低減できる。

技術の適用条件・適用範囲

①自然条件
・センサ部使用可能温度:-20~50℃
・送信ボックス部使用可能温度:-10~50℃
・送信ボックス部使用可能湿度:90%r.h. 以下
 
②現場条件
・1台あたりの設置スペース(送信ボックス部):0.15x0.2m (0.03㎡)
・1台あたりの設置スペース(センサ部):Φ0.025m (0.0019㎡)
・送信ボックス部とセンサ部間のケーブル長は、15mと30mの固定長である。
 
③技術提供可能地域
・技術提供地域に制限なし
 
④関係法令等
・特に無し
 
 
①適用可能な範囲
・3G回線のサービスエリア内
・電波を通さない遮蔽物がないエリア
・淡水
 
②特に効果の高い適用範囲
・局舎等の大規模水位計測設備建設困難な場所
・電源の確保が難しい場所
・太陽光の届かない場所(ソーラーパネルも設置出来ない場所)
・一定期間のみの監視が必要な場所
 
③適用できない範囲
・3G回線サービスエリア外
・電波を通さない遮蔽物の中
・淡水以外
 
④適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・特になし

施工方法について

①保護管の設置
センサー部を収容するための保護管を設置する。

②単管ポールの設置(送信ボックス部固定に必要な場合)

③水位計の設置
設置した保護管内にセンサー部を、陸上に送信ボックス部を取り付ける。

④起動
送信ボックス内の電源スイッチをONにする。

⑤位置情報の登録
スマートフォンの専用アプリで機器をアクティベーションし、位置情報を登録する。

⑥水位値の調整
ブラウザで、水位測定値のオフセット調整を行う。

その他の情報

①設計時
・本技術を導入する際は、ご利用条件等を確認する必要があるため、問合せ先(営業)に連絡してください。
・測定対象の水が凍結しない場所でお使いください。
 
②施工時
・流れのある場所等に使用する場合は、センサ部の保護のため有孔管の中に設置すること。
 
③維持管理等
・返送用梱包箱を保管してください。
・通常使用の場合は約1年でバッテリー交換が必要です。電圧低下時にバッテリー交換の案内がメールで届きます。
なお、交換用バッテリーは有償となります。
 
④その他
・特に無し

この技術を提供する会社の連絡先情報

会社名 アムニモ㈱
担当者 市川佑香
郵便番号 180-8750
住所 東京都武蔵野市中町29-32
電話番号 050-3160-0300
FAX番号 0422-55-1766
サイトURL https://amnimo.com

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